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子のいるくらし

息子はこの4月で3歳。雨の日に帰宅すると「さむかったでしょ?」なんて、親心をくすぐるセリフを言うまで成長しました。しかしまあ、よく見てます、親のこと。「残りものでごめんね」と夕食を出すと、翌日、保育園のママゴトで先生に「のこりもの、どうぞ」とにっこり。忙しいときに遊ぼうとせがまれ「あとでね、約束!」と言うと、1週間くらいは「やくそくでしょ?」と貴重な休憩時間を奪われる。つぶらなひとみ攻撃に、すっかりメロメロ、ヘトヘトな38歳の母です。

育児というものに関わるようになって、生活全般がずいぶんゆる〜くなりました。以前は、分刻みのスケジュールをきっちりこなすのが快感、みたいな生活でしたが、育児でそれやってると自滅。「今日できることは、明日もできる」「やらなくても死なない」と思っていなければ、子というワガママな生き物を相手に暮らしてなんかいけません。もちろん、仕事では通用しない場面が多いですから、そこのところの住み分けが一番苦労します。
精神的な緊張感と、流れている時間のギャップとでも言いましょうか。今日中に原稿を修正しなくちゃと心中は冷や汗かきながら、子を寝かせるために「くまのプーさん」読んでるという現実に、ときどきアタマとカラダがギクシャクしてしまう。スローっていうんでもなく、ファストでもなく、強いていえばロハス? ちょっと無理あるなあ……

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ベトナム猫と召し使い

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私のウチには、ネコがいる。ベトナム生まれの三毛猫で、名前はテト(ベトナム語で「正月」の意味)。痩せこけて握りこぶし大だったテトは、数匹の兄弟猫とともに鳥かごに入れて売られていた。ヤマネコさながらの気迫溢れる顔のくせに、「ぐるるん、ぐるるん(←甘える声)」と、やけに人なつっこい。手を入れると甘噛みしたり、じゃれつく。わー、動くぬいぐるみだ! 気付くと財布を取り出し、ドン紙幣(ベトナム通貨)を握りしめていた。

しかし、その後が大変だったのである。ヨーロッパではペット同宿を認めるホテルも多いが、ベトナムのホテルでは基本的に動物持ち込み禁止。でも、買っちゃったものは仕方ない。親切なツアーガイドはテトを自宅に連れ帰って旅の間じゅう面倒を見、予防接種をしてくれる獣医を探し、必要な書類をすべてまとめ、ホーチミン空港へ送り届けてくれた。感謝、感謝!

日本に着いてから、また一悶着。ホーチミン空港から関西国際空港経由で成田空港に到着する便だったため、関空で係留を言い渡されてしまったのである。10日間も子猫を檻に入れて空港に放置したら死んじゃう! 死んだら責任取ってくれるの!? 逆ギレぎみで関空の係員を説得して成田空港に飛ぶと、「では、自宅係留にしましょう」。条件は、1か月間、家族以外自宅への立入厳禁。毎日、飼育日記(健康状態、食欲、オシッコとウ◯コの回数と色などを細かく記載する)をつける。羽田空港(なぜか、「成田」ではない)の敷地内にある動物検疫所で定期的に検査を受ける。うひゃ〜、めんどくさ!

おかげで私は、四六時中、ネコトイレをかきまわし、朝5時起きでテトと一緒に羽田空港に通うはめになったのである。悲しいかな、私が不在の間はトイレをそのままにしておくので(家族は飼育日記をつけるのが面倒なので知らぬフリ)、玄関を開けた途端、「くさっ!」。その臭さときたら、「ぬいぐるみ」どころの話ではない。おまけに換気扇をまわしても、しばらく匂いは消えない。つらい、つら〜い日々だった。

その臭いトラウマのせいか、大きくなった今、テトは異常なまでに綺麗好きになった。トイレを済ませると、片付けてもらえるまで「アォオーン、アォオーン」と鳴きまくる。ネコトイレをかかえた私を従えるようにトイレに入ると、便器に手をかけて立ち上がり、汚れたネコ砂を捨てたことを確認する。そして、水を流す「ジャーッ!」という音がすると、尻尾をピンッ、ピンッと振りながら、ゆうゆうとトイレを出て行くのである。そんなテトを横目で見ながら、「アンタ、どこの姫ネコなわけ? 汚い鳥かごに入ってたくせに!」と悪態をついてみたりする。まあ、召し使い生活もまた楽し、なのである。

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赤い目とタイガース・パターンが素敵♥な編集者のペット

sakanaアロ。世界の魚類が平和でありますように、脱線事故もなくなりますように、と日比谷線で願う活動家、編集Sです。では、ソトコトのネイチャー担当としてイキモノ紹介。写真を見てください。僕の家にいるロイヤルトーマンというサカナです。ライギョの一種で、赤い目とタイガース・パターンが素敵♥ 年齢は1歳半、サイズは40cm。来年には間違いなく70cmを超えます。さ来年は120cm(これは嘘)、異様な成長率で、ちょっとゾッとします。しかも、この年にして、生物としてのヒエラルキーでは僕が下に見られてます。だって、昨晩も家に帰って水槽に顔を近付けたら、ヘビが鎌首をもたげるようなポーズでSの字にくねり、ガラス越しにバフッ!と突進してきたんです。これ、いつものこと(俺より43分の1サイズのサカナに威嚇されるとは……)。が、このヒトは密閉した水槽だと空気呼吸ができず、窒息して溺れてしまうんですよ。そこが耽美でリリカルですね。あ、実は、少しだけど歩けたりもします。ライギョって、漢字で書くと雷魚。「一度、獲物に食いつくとカミナリが鳴るまで放さない」という、都市伝説 がイカします(ホントはそんなにキョーボーでないのですが)。このトーマン君は、インドシナかマレー半島からやってきた東南アジア産のライギョ。どういうわけか横須賀の熱帯魚店にポツンといたので買ってきました。僕の最近の研究(どんなだ)では、巨大なライギョは米どころに多く潜んでいますね。スローフードとライギョ、実は関係あったりして、ハハ。

先週の土曜日、家の近くの「いぬたま」の前を通ったら、シェルティやコーギーを連れた奥様たちが、さわやかに闊歩されておりました。おみ足にじゃれつくその光景を見て、いいなぁ、僕も暮れなずむ多摩川の河川敷を散歩しようかしらと、トーマン用に、本気で首輪とリードを買いたくなりました。なんてね。

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築地にスペインバルオープン!

ソトコト編集部のある築地といえば「お寿司!」というイメージだけど、そんな築地にいきなりオープンしたスペインバル(すみません、店の名前忘れました)。スペイン「バル」とは、一言で言うと、カフェ+食堂+居酒屋+αのようなもの(らしい)。

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なにしろふらふらと築地を歩いていたら、いきなり開けっ放しのドアからオレンジ色の明かりが漏れて、ちょうちんアンコウの光に吸い寄せられるがごとく店に入ってしまったのだ。店内はピンク色の壁にオレンジのライト。カウンターはじめインテリアは手作り感が漂い、ほほえましい。カウンターには豚のもも肉の燻製「ハモンセラーノ」(写真参照)がどーんと置いてあり、なにやらおいしそうな料理が並んでいる。

ビールとともにいろいろと注文。どの料理も380~580円程度で、とてもリーズナブル。「本場のスペインバルみたく、気軽に来てほしいからね」とハモンセラーノをスライスしながら答える店長さん。むむ、けっこうウマいぞ。

ちなみにスペインのBARがわかるホームページによると、

まずは朝のコーヒーに始まり ―朝から酒を飲んでも全く問題ないのですが―、正午過ぎには帰宅途中に食前酒代わりの一杯。夕方の買物や散歩の合間にもコーヒーやビールを、そして夕食後は顔見知りとの歓談を肴にまたまた一杯と、スペイン人の飲むものならおよそ何でもある、といっても過言ではないのがバル。飲みものが何でもあるということは、必然的に食べ物も揃っているということで、さすがにこちらはスペイン人の口にするものなら何でも、とはいかないものの、トーストから酒のつまみまで実に様々。生活習慣に根ざしたスペインのバルは、1日の中で実に多様な役割を果たしていて、常にバルに来る人々にコミュニケーションの場を提供しながらも、その時々で違った表情を見せる、そんな店舗

なのだそうだ。日本には少なくなってしまったコミュニケーションの場(銭湯とか、駄菓子屋、チェーン店じゃない居酒屋)がスペインにはどの村に行っても残っているのらしい!! スペイン面白そうだな~。

いいじゃん築地スペインバル! がんばれスペインバル! 店の名前忘れたけど!

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