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「モノたちの反乱」 03

003
ニコラは小さなスプーンでコーヒーをかき混ぜた。そして、なにやら抵抗を感じた。スプーンが逃げ出してコーヒーの中に戻りたがらない。さらには手からもするりと抜け出し紙コップのすみに「I」の字のごとくまっすぐと立ち、話しはじめる。「ぼくをゴミ箱に捨てないで」ニコラは自分の耳が信じられない。「スプーンがしゃべってる? なんてこった。夢見てるのかな?」

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