トップページ | December 2004 »

ソトコト編集部のある築地の町

ソトコト制作の裏話「ウラコト」、これが「ウラコト」にあてはまるかは不安だがちょっと書いてみよう。
築地の町は動物達にとって住みよい町。
おにぎり屋の店番をしているわんちゃんもいれば、道路を闊歩しているねこちゃんもいる。

P251iS02818.jpg         P251iS05641.jpg

舗道の片隅でひなたぼっこをしているねこちゃんは築地の日常風景だ。
わが編集部のビルは、そんな町の一角にある。

仕事の合間、こっそり非常階段で背伸びなどをして休憩をとっていると、隣のビルの屋根では、ねこさんが気持ちよさそうにひたぼっこしている(※下の写真は家のマンションから撮ったイメージ写真)。

P251iS02058.jpg

         

その猫さんの寝顔(例えばこんな顔で)がとても愛くるしく、もっと観察しようと猫さんと同じ高さのまで降りてきて、じっと見つめている。これが私の癒しになっている。動物って直に触れるだけでなく、存在そのものに癒し効果があるものですね。                          

P251iS05381.jpg

                  
同じビルの上の階の会社では、なんと、わんちゃんが勤務している。

P251iS02822.jpg(残念ながら写真はないので実家の愛犬アレオを載せてみる。実際のわんちゃんは小型犬です。)たまたまエレベータで帰社するご主人様とわんちゃんとご一緒したのだが、そのわんちゃんも本当にかわいい!彼らは、自宅から自転車で出勤してくるとのこと。
ご主人さまはわんちゃんを抱きながら、「ちゃんと社員としての勤務している」と嬉しそうに話してくれた。動物と人間が共存する築地の町で、いつか「動物と人が共存するオフィス」を編集部で実現してくれないかなぁ。

編集部のある築地の町は、魚河岸市場以外にもこんな一面のある町なのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ソトコトメールマガジンを振り返る!

ソトコトのメールマガジンが始まったのは、実はいつか定かではありません。私の前任者の小林さんが引き継いだところから、データが残っています。2002年3月14日発行の「SOTOKOTO CLIPリニューアル第1号」からです。当時、メルマガに登録している人数は500人程度でしたが、先日発行した2004年11月5日号の配信人数は4072人でした。約2年7か月で3500人増。一か月あたり117人ずつ増えたことになります。すごいですねー。

その小林さんから引き継いだとき、メルマガの参加者はマイクロソフトExcelで管理して、編集部のマックに入っているメールソフト「Outlook」で発送していました。全員分を一回で送るとエラーのアドレスが出るわ、途中で爆弾マークが出るわ、大変なので、50人づつ小分けにして、BCCで発送していました。毎回大量のエラーメールが帰ってきて、そのたびにエクセルで検索して消したり、登録希望者のメールに対応したり、なんとも大変でした。送信するだけで丸1日つぶれることもしばしば。大量の個人情報を扱っているというのに、なんという恐ろしいことをしていたのでしょう。

それからメルマガ管理システムを利用することになり、だいぶ楽になりました。今後は登録退会をワンクリックでできるようにするなど、さらなる改良を加えていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。

以下に、そのリニューアル第1号を掲載します。

引用開始 差出人 : mailmagazine 送信日時 : 2002年 3月 14日 木曜日 10:24 件名 : SOTOKOTO CLIP 【2002.3.1 Vol.01】メルマガ  登録ありがとうございます!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わが輩の辞書に「スローフード」という言葉はある? ない?

「スローフード」ということばはソトコトの読者にはなじみがあると思う。でも言葉って本当に広がったときに初めて辞書に載ったりしますよね? はたして「スローフード」はどれくらい一般的な言葉になったのか、調べてみました。

「スローフード」という言葉が知恵蔵2004にはじめて登場した。
http://www.melma.com/mag/27/m00070027/a00000116.html
その内容はこうだ。

引用開始
■スローフード[slow food]
 ファストフード(fast food)の健康や情緒に及ぼすマイナス影響、ひいては 食文化の荒廃を危惧する警鐘、として提唱された言葉。食材や調理法、食べ方も、 人工的で不自然なファスト(速い)から、本来的で自然なスロー(ゆっくり)に 立ち戻ろうという運動が、1980年代末にイタリア・ピエモンテ州で始まり、環境 問題の深刻化やBSE(牛海綿状脳症)など、食品にまつわる事件とも相まって、 世界規模のNPO団体となった。世界47カ国に会員数約8万人、日本でも15カ所の 支部がある。各地で安全な食を求める消費者を結び、有機栽培や小規模経営の生 産者を支持し、その環境をも守ろうとする食のエコロジー活動でもある。その一 環として、2000年にはスローフード・アワードが設けられ、02年度の受賞者の1 人に、佐賀県で古代米を有機栽培する武富勝彦が日本から初めて選出された。 (知恵蔵2004「食生活」分野より)
引用終了

このように、編集や印刷に時間がかかる紙の辞書に「スローフード」という言葉が載るというのはすごいことだ。では、各社オンライン辞書に「スローフード」は載っているか? 調べてみた。

livedoor辞書(大辞泉(小学館))
ヒットせず。しかしlivedoor辞書にはJapanKnowledgeから新語検索の提供を受けていることもあって、こんな言葉がヒットした。

スロー・フィッシュ
ホールフード
スロークッカー

「スローフード」はヒットしないのに、こんなマニアックな言葉がヒットするというのは、なんなのだろう。


Yahoo辞書(大辞泉」「プログレッシブ英和中辞典第3版」「プログレッシブ和英中辞典第2版」)
すべてヒットせず

エキサイト辞書 大辞林 第二版 (三省堂)
ヒットせず

goo辞書
なんと 「スローフード」、「スローフード運動」の2語もヒット

引用開始

スローフード 【slow food】

食生活を見直そうとする運動。伝統的な食材や料理を守り,質の良い食材を提供する小生産者を保護し,消費者に味の教育を行う。イタリアで始まった運動が世界的に広まった。また,運動を進める同名の非営利組織がある。スロー-フード運動。

〔ファースト-フード(fast food)へのアンチテーゼから〕

三省堂提供「デイリー 新語辞典」より

引用おわり

infoseek辞書 (大辞林(国語辞典)、コンサイス カタカナ語辞典)
どちらもヒットせず

番外編で英和和英辞典で検索。
英辞郎on the web
和英スローフードだとヒット
英和slowfoodだとヒットせず

最後にフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で検索してみるとなんとヒット

引用開始
スローフード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』

スローフードとは1986年に、イタリア北部ピエモンテ州のブラ(Bra, ブラッと表記する場合もあり)の町で始まった。当時、『ゴーラ』という食文化雑誌の編集者だったカルロ・ペトリーニが、イタリア余暇・文化協会(ARCI=アルチ)という団体の一部門として、「アルチ・ゴーラ」という美食の会を作ったのが始まり。アルチ自体は、草の根的なイタリアの文化復興運動である。120万人以上を有する巨大な組織。土着の文化、つながりをベースにしており、スローフードの理念と密接なかかわりを持つ。

当時、マクドナルドのイタリア第1号店がローマに開店し、それがファーストフードにイタリアの食が食いつぶされる、という危機感を煽り、自分たちの食を見直し、守りたいという動機につながったという。具体的な活動についての下記の3つの指針がある。

1. 消えてゆく恐れのある伝統的な食材や料理、質のよい食品、ワイン(酒)を守る。

2. 質のよい素材を提供する小生産者を守る。

3. 子供たちを含め、消費者に味の教育を進める。

その後、美食とは何かという問いかけから、伝統の食事、素朴でしっかりとした食材、有機農業、健康によいものに関心が向かうようになり、一挙に人の注目を惹くようになってきた。その後、日本にも紹介され、各地に支部や共鳴者を集めている。世界中に70,000人以上の会員を擁するという。

この言葉は、ファーストフードと対立するものという意味で作られたが、決して、ファーストフードを否定、排斥するものではない。グローバリズム(地球的な普遍化)には、地域主義を対置させる。その意味では、村おこし運動などともつながってくる。シンボルマークは、カタツムリである。ゆっくり、のんびりと、の意。

日本では、島村菜津の著書『スローフードな生活』が出て、広く知られるようになった。

引用おわり

ウィキペディアおそるべし。ここまでしっかり説明されている辞書はほかにはない。説明が辞書っぽくないのもいい。ほかの言葉を見ても、市販の辞書がほとんど掲載していないような言葉も、けっこう網羅しているようだ。

シソーラス(類語)検索だと、同義語が1語(伝統料理)、広義語が1語(食文化)、関連語が6語(食料品店、デリカテッセン、デパ地下、ホテイチ、郷土食、伝統食材、反議語に1語(ファーストフード)が導き出された。
デパ地下、ホテイチも関連語というのがおもしろい。もっと重要な関連語があると思うけどなあ。

最後に、辞書といえば広辞苑でしょう、というわけで広辞苑に載っているかどうかさがしてみたが、どうも情報がないので、載っていないようだ。というわけで、「スローフード」という言葉を横軸に、辞書を横断してみたわけだけど、「スローフード」という言葉が世の中でどういう位置づけにあるのか見えてきて、面白いですね。

ほかの辞書にも載っていたよ、という報告があったらコメントまでお願いします。

| | コメント (9) | トラックバック (1)

ソトコト書店注文はこうなっている! その1

本や雑誌がテレビやラジオで紹介されていたり、電車の中吊りを見て「おもしろそうだなー」と思って書店に行ったら無かったってこと、ありますよね? そんなとき、本や雑誌を注文できるのを知っていましたか?

わたしも小さいときから本やまんがが好きで、うちの近くのちっちゃい書店では置いていない本を取り寄せていました。あなたの注文はどうなるのでしょうか?

まず書店の店員さんが出版社リストで探します。最近はPOS端末で検索もできるらしいです。で見つかったら、出版社の注文担当に電話を入れます。んで以下が典型的な電話の例。

プルルルルー

ソトコト:「もしもし木楽舎です!」
書店さん:「あ、もしもし○○書店ですが、お世話になっております。客注(※お客様の注文の略)お願いします。ソトコトの2003年3月号はありますか?」
ソトコト:「ありがとうございます。少々お待ちください。(と言って在庫リストを見る)。はい、ございます。何冊ですか?(※客注なのでだいたい1冊だけど確認する)」
書店さん:「(もうしわけなさそうに)一冊です。(小さい書店は肩身が狭い思いをしているんだな、と実感します)」
ソトコト:「かしこまりました。では番線(※取次から搬入するために各書店につけられた番号)いただけますか?」
書店さん:「はい、日販(※取次大手。ほかにトーハン、大阪屋などがある)の00-A-00、書店コードが123456、北海道の○○市、○○書店です。いつごろのご搬入になりますでしょうか?」
ソトコト:「はい、来週の月曜に取次へのご搬入(※本屋にいつごろ着くかまではこちらではわからない)になります」
書店さん:「わかりました。○○と申します。」
ソトコト:「担当△△(※お互い、かならず名前を名乗る)が承りました、ありがとうございました。」

と言う感じです。次の機会では、この電話がどうやって実際に発送されているか書きます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ウラコトコトハジメ

さて、始まりましたsotokoto.net新企画「ウラコト」。今週から毎週1回以上、編集部員持ち回りでソトコトの裏側をお伝えして参ります。さて、どんな裏話が飛び出すか? 請うご期待。

| | コメント (0) | トラックバック (1)